文系、理系に限らず、大学生活を送るにはノートパソコンは必須アイテムですね。
大学でパソコンを利用するケース
・履修登録や各種レポートの作成・プレゼン用資料の作成
・研究データの整理や卒論の作成
・就活時の情報収集から就活サイトへの登録、エントリーシートの作成
・公認会計士、司法試験などの資格取得時の学習用
・サークル活動でのポスター制作や部員管理など
ですが、ノートパソコンは数多くのメーカーからたくさんの機種が発売されています。
さらに大学生協からは推奨パソコンの案内が届いたりするので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね?
入学後に高い買い物をしたと後悔したくないなら、ネット通販を利用して自分好みのパソコンを購入するのがオススメです!
どれくらい値段に違いがでるのかを調べてみました。
ほかにも大学生活に役立つパソコンの選び方や、具体的なオススメ機種など、在学中快適に使えるパソコンを購入するために役立つ知識を、分かりやすく解説してきたいと思います。
4年間使い続けることができるコスパ抜群のノートパソコンが欲しい!
という方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
大学生協パソコンとネット通販の価格を比較!
大学の生協で発売しているパソコンはオリジナルモデルの場合が多く、すべて同じ条件の機種を家電量販店やネット通販で購入することはできません。
そこで今回は、生協パソコンとほぼ同じスペックを持つパソコンを探し出して比較を行いました。
検証対象のパソコン
ネット通販モデル:富士通 LIFEBOOK WS1/C2
スペック | 生協パソコン | ネット通販モデル |
OS | Windows 10 | |
CPU | Core i7(第8世代) | |
メモリ | 8GB | |
SSD | 256GB | |
液晶サイズ | 13.3型 | |
オフィス | なし | |
DVDドライブ | なし | あり |
指紋センサー | 不明 | あり |
価格 | 168,100円 | 148,147円 |
検証結果
それでも生協パソコンが2万円も高いという結果になりました!
今回検証した生協モデルのパソコンは、CPUに最新世代の「Core i7」を搭載していますが、レポートや卒論の作成、ネットサーフィン程度の使用目的なら、ちょっとオーバースペックです。
動画編集などをしない限り、CPUは「Core i5」でも十分快適に使えます。
そこでネット通販モデルのCPUを「Core i5」に変更した所、価格は134,690円に!
生協モデルのパソコンとの差額は実に約3万円にもなります。
生協のパソコンには
- 4年間の保証と保険がついてくる
- 修理期間中の代替パソコンあり
- 無料セットアップ講習会に参加できる
といった特典がありますが、富士通のパソコンをメーカー公式サイトから購入すると、無料で3年間のメーカー保証がついています。
さらにWindows10は、ほぼ自動でセットアップされるので、無料のセットアップ講習会を利用する機会は無いでしょう。
ポイント!
無駄なコストはおさえて、必要十分なスペックを持ったパソコンを選ぶようにしましょう!
大学生のパソコン選びに大事な5つのポイント!
ノートパソコンは以前と比べるとだいぶ安くなりましたが、それでも気軽に買い替えができる価格ではありません。
ですので、5万前後で購入できる格安パソコンは避けて、ある程度高いスペックを持った信頼できるメーカーのノートパソコンを選びましょう。
軽量かつ小型で持ち運びが苦にならないこと
大学生の場合、授業でパソコンを使う機会が多いので、頻繁にパソコンを持ち運ぶことになります。
ノートパソコンの中でも一番ラインナップが多いのは、A4サイズ(15.6型)ですが、この大きさになると重さは2kgをオーバーする機種がほとんど。
正直な所、重量2kgオーバーのパソコンを毎日持ち歩くのはツライです!
カバンの中には、ノートパソコン以外にも参考書やノートなども持ち運ぶので、パソコンは軽いに越したことありません。
最近のパソコンは液晶サイズが小さくても、ふちが細い薄型ベゼルを採用している機種もあります。
そういったマシンを選べば、画面が小さくて見づらい!と感じることは無いでしょう。
サイズと重さの目安
・液晶サイズは13インチ程度
まずはこれを基準としてノートパソコンを選んでいきましょう!
エクセルやワードなどがストレスなくサクサク動くこと
パソコンの中には5万円を切る低価格のモデルもあります。
ですがそういった低価格モデルは、CPUやメモリといったパソコンの性能を大きく左右する部品のコストが大幅に抑えられています。
私は過去に5万前後のノートパソコンを購入したことがありますが、すべての動作があまりにも遅く、買い替えることになってしまいました。
低価格パソコンのデメリット
・パソコンの起動やシャットダウンに時間がかかる
・エクセルやワードといったオフィスの動きが遅くてイライラする
・インターネットでの検索にも時間がかかる
・サイズが大きく、持ち運びのがツライ
勉強だけでなくサークルやバイトにも忙しい大学生にとって時間は貴重、タイムイズマネー。
課題やレポートを快適にこなしたい人は、以下のスペックを持ったパソコンを選びましょう。
サクサクPCの目安
・メモリ ⇒ 8GB
・記憶媒体 ⇒ SSD 256GB以上
このスペックをもつパソコンなら、在学中に必要となる作業のほとんどはスムーズに行うことが可能です。
特にSSDはパソコンの動作すべてがハードディスクとは比べ物にならないほど早くなります。
Window10の場合、OS領域だけで20GB近く使用してしまうので128GBのSSDでは容量不足になりがちですが、512GBのSSDはまだ価格が高い!
値段と容量のバランスを考えると、SSDは256GBを選ぶのがベストな選択です。
パソコンを起動するたびに、メーカーのロゴ画面が長々と表示される苦痛から解放されたい!という人は、必ずSSD搭載マシンを選びましょう。
大学生のノートパソコンは、最初に多少の投資をしてスペックの良い機種を選ぶのが正解です!
バッテリー持ちが良く、長時間使えること
いくら軽くて高性能のパソコンでも、すぐにバッテリーが切れてしまうモデルだと、常に充電用のケーブルを持ち運ぶハメになってしまいます。
充電用ケーブルは意外にかさばりますし、街中でノートパソコンを充電できるコンセントを備えているお店は意外に少ないです。
パソコンの使い方によって連続使用時間は変わりますが、カタログ上のスペックで10時間を超えているモデルでしたら間違いありません。
充電にかかる時間が早いモデルだとなお良しですね!
WindowsとMac、どちらを選ぶ?
世間的に人気が高いのはAppleのMacBookシリーズになりますが、一部の芸術系大学以外の人はWindowsマシンを購入するのが正解です。
Windowsを選ぶ理由
・Macにもマイクロソフトオフィスはあるが、Windows版との互換性が弱く使いづらい
・多くの企業はWindowsを使用しているため、就職後も役立つ
大学で使用するソフトウェアは、ほぼ全てがWindows用となっているため、Macにはインストールできません。
場合によっては、課題やレポートの作成に支障をきたすこともあります。
また、晴れて大学を卒業、就職したあとの会社で使用しているパソコンはWindowsがほとんど。
特にパワーポイントとエクセルが使えると、すぐに即戦力として活躍できるでしょう。
憧れのMacbookは社会人になってからでも遅くは無いですよ!
マイクロソフトオフィスなしモデルで購入費用を節約!
今は多くの大学がマイクロソフトとライセンス契約を結んでいます。
そのため在学中はワードやエクセル、パワーポイントと言ったオフィスソフトの最新版を無料で利用できる可能性が高いです。
ライセンス契約ありの大学
・早稲田大学
・明治大学
・中央大学
・駒沢大学
・日本大学 など
マイクロソフトオフィスが必要なければ、パソコンは約2万円程度安く購入することが可能です。
ココがポイント
パソコンを購入する前には、自分の大学がマイクロソフトとライセンス契約を結んでいるかを確認するのを忘れずに!
ライセンス契約の有無は、大学のホームページに記載してある場合もありますが、分かりづらいときは大学の購買か広報に聞いてみれば一発で分かりますよ。
ちなみに家電量販店で売っているノートパソコンは、すでにオフィスソフトがセットになった製品が多いです。
オフィス無しモデルを選ぶなら、ネット通販の一択ですね!
2020年最新版!大学生にオススメのノートパソコン
正直な所、予算に糸目をつけなければ、先ほどの5つのポイントを全て満たしたパソコンを購入するのは簡単です。
しかしながら、大学生活には何かとお金がかかるのも事実。
できるだけパソコンにかける費用は押さえながらも使いやすいノートパソコンを手に入れたいですよね。
どのモデルも実際に私が手に取って確認したことがある、自信をもってオススメできるノートパソコンです!
富士通 LIFEBOOK UHシリーズ
重さ1kg以下の驚異の軽さを実現!
高いスペックと軽さを実現しながら、ネット通販ならではの低価格を実現している、非常に人気の高いノートパソコンです。
この軽さなら、授業やサークルで忙しい大学生でも気軽にパソコンを持ち運べますね。
液晶サイズは13インチになりますが、極細ベゼルを採用しており、画面の見やすさも抜群。
YouTubeやプライムビデオなども十分に楽しむことが出来ますよ。
USB Type-C、HDMI、LANポートなどの外部接続も充実しているので、パワポで作ったレポートをプロジェクターに移すこともOK。
この機種を買っておけば、大学生活の中でパソコンを買い替える必要は無いでしょう。
品薄なので、お早めに!
マウスコンピューター M-BOOK Jシリーズ
メリット
・メモリも十分!8GB以上を搭載
・重量は約1.5kg、持ち運びもできる
・HDDとSSDのデュアルストレージモデルが選べる!
・格安SIMの利用でどこでもネット可能(一部モデル)
・HDMI端子、USB3.0、SDカードリーダーを標準装備
・バッテリー脱着可能、交換もOK!
・高性能だが価格は安い!コスパ抜群
デメリット
・DVDドライブが付属しない
・デザインが洗練されていない
M-BOOK Jシリーズは、軽量かつ高性能、それでいて価格も安い!
マウスコンピューターのパソコンはCPUやメモリをカスタマイズするのが前提ですが、その中でもイチオシなのが「m-Book J350SN-S2」というモデルになります。
「m-Book J350SN-S2」は、CPUにインテル「Core i5」を搭載。
メモリも8GB、240GBのSSDが標準とスペック的にも全く問題なし。
少しだけ予算をアップすれば、高速SSDと大容量ハードディスクを搭載したデュアルストレージモデルも選べますよ!
私の経験上、なぜかパソコンのトラブルは夜に起きることが多いのですが、そんな時でもすぐに電話できるコールセンターがあるのは非常に心強いですね。
価格も大事だけど、充実したサポートも欲しい!という人は、M-BOOK Jシリーズがオススメです。